<h1 class = “Interview”> 社員インタビュー
自動車開発の最前線。
ハイエンド技術で、お客様の製品開発を加速。
宇都宮事業所
スマートマニュファクチャリング部 R&Dグループ/PDMグループ
課長 A.U
2012年入社
実務は自動車開発の最先端、CAE解析
学生時代、ハイエンド3DCADであるCATIAに触れていましたが、実務ではそこから派生したCAE(構造解析)がメインとなり、専門性のギャップを感じました。私が担当するのは、自動車の外装部品(ドア、フェンダーなど)の強度・耐久性の解析と解析した結果のレポート作成です。この解析レポートは全体で30~40ページに及び、ツールを使って手作業では3日~1週間かかるところを2時間ほどで作成します。
私の入社当時、CATIAやCAE、機械設計といったキーワードで求人を出しているIT企業は珍しく、この専門領域に特化したキャリアパスを提供していたトライエスは、私にとって非常に魅力的に映りました。
技術と工夫で不可能を可能に。上流SEの知的戦略
現在の主な業務は、自動車部品の3Dモデリングデータを使った構造解析に加え、その解析・レポート作成を自動化するツールの開発です。一つのユニークな部品から、他の部品と組み合わせた複雑な解析まで行っています。
お客様から直接要望をヒアリングし、業務フローのボトルネックを見つけ、解決策となるシステムをゼロから形にする上流SEの役割を担っています。
私の仕事へのこだわりは、「技術と工夫で価値を生み出す」ことです。プログラミングで技術的に「不可能」とされている課題に直面しても、「こういうアプローチなら可能です」「この部分は手動にして、他は自動化できます」といった代替案を提示。お客様の真の問題を理解し、技術力と柔軟な視点をもって期待を超える価値を提供することが、SEの使命だと考えています。
効率的なタスク管理がグループの成長を加速
現在、私は約20名のグループを統括しています。管理職としての最大のやりがいは、メンバーの成長を促し、グループ全体のアウトプットを最大化することです。
当社は残業時間が月平均3.7時間と少ないのですが、これを実現しているのが、効率的なタスク管理です。私自身、作業時間には1.2倍のバッファーを見込むことでスケジュールをコントロール。日々、部下のタスクチェック(日次で進捗を把握)を行いながら、効率的な環境で質の高い成果を出す仕組みを追求しています。
仕事が生活に結びつく喜び。市場を動かす専門家へ
新入社員には約2か月間の合同ITスキル研修のほか、CATIA研修でモデリング、図面作成、CATIA開発で用いるC++をベースとしたCAA言語でのプログラミングまでを学びます。新人には資格取得を促しますが、中堅以降は自律的なスキルアップを尊重する文化です。
個人的には、自分が担当した外装部品を見た時に「この部品は解析したな」とわかるようになったり、自動車に興味を持つきっかけとなったり、仕事が生活に結びつく実感があります。今後も、技術力とビジネスへの深い洞察力を磨き続け、自動車業界の進化を設計できる替えのきかない専門家でありたいと考えています。
1日の流れ